昨日に引き続き今日は私のもう一方の主力ともいえるマウントアダプタによるMFレンズをご紹介します。
マウントアダプタMFレンズ
3-1 Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 125mm F2.5 SL
ZD50mm Macroより更に長いワーキングディスタンスが欲しくて買った1本。125mmという焦点距離でしかもマクロレンズとしては類を見ないF2.5という大口径レンズで、MFレンズながらデジタル用に設計されたレンズに負けない緻密な描写の良いレンズです。しかも、ネームバリューが低いこともあって他の同クラスのレンズと比べて半額くらいの値段だったのでコストパフォーマンスは非常に高いレンズです。ちなみに、現在は生産中止でほとんど手に入りません。
3-2 Voigtlander APO-LANTHAR 90mm F3.5 SL
MACRO APO-LANTHAR125/2.5のコストパフォーマンスの高さを見て、生産中止で手に入らなくなる前にと無理して買った1本です。ネットでの評価が高いレンズだが、実際に使ってみるとかなりレベルの高い写りのレンズで私の手持ちのレンズの中では最高傑作だと思います。そんなレンズが2万¥台で買える... そんなことは今後はもう期待できないと思います。こちらも生産中止で手に入りづらくなっています。
3-3 COSINA Auto-Topcor 58mm F1.4
かつての名レンズメーカの東京光学製の同じ名称のレンズを同じ特性でコシナ社が再現した復刻版。台数限定のレア物だが、たまたまオークションでデッドストック品が手ごろな値段で出ていたので思わず買ってしまった1本。ごらんの通り、開放付近ではソフトフォーカスレンズのようなソフトな描写が特徴で、これがこのレンズの特徴でもあると同時に使いにくいところでもある。
3-4 Voigtlander COLOR-HELIAR 75mm F2.5 SL
APO-LANTHAR90/3.5とほぼ同じ構成のレンズで開放F値が2.5と明るいということで買っては見たものの、APO-LANTHAR90/3.5の描写が良いのでついついそっちを使ってほとんど使われていないレンズです。
ちょっともったいない。
3-5 Voigtlander ULTRON 40mm F2 SL
E-4xx系に似合うレンズという事で買っては見たものの、結局E-4xxを買っていないのでほとんど使われていないレンズです。
3-6 OLYMPUS Zuiko 28mm F3.5
こちらもE-4xx系に似合うレンズという事で買っては見たものの、結局E-4xxをまだ買っていないのでほとんど使われていないレンズです。
3-7 Viviter 55mm F2.8 Macro
ZD50mmMacroと同程度の画角でで等倍まで拡大できる物として買ったんだけど、描写が今一だったのでほとんど使われていません。
3-8 TAMRON SP 90mm F2.8 Macro
TAMRON SP 90mm Macroは現在でも販売されているマクロの銘レンズですが、それのMF版です。MFのTAMRON SP 90mm Macroといえば90mm/F2.5の物が数も豊富で今も中古市場で比較的簡単に購入できますが、AFレンズになる際にF2.8に変更された時に、MF で過渡的に造られた90mm/F2.8がこのレンズです。
比較的手ごろな値段で中古で買ったのですが、外観はそれなりですがレンズは問題無く、軽いので軽量ボディのE-500とのバランスが良く写りもなかなか良いので気に入っている一本です。
TAMRONには是非現行版のフォーサーズバージョンを出してもらいたいところだけど... 無理でしょう。
3-9 CARL ZEISS JENA MACRO-PRAKTICAR 55mm/F2.8
東ドイツ時代のZEISS銘のレンズです。本来はプラクチカマウントのレンズだがそれをフォーサーズマウントに改造したレンズです。解像度とかは最新のZD50mm Macroに比べれば見劣りしますが、ボケ味や色調は個人的には良い感じだと思います。
コンデジ
SIGMA DP1
コンデジと呼ぶにはちょっと御幣がありますが、デジ一と同じサイズの撮像素子を使ったSIGMA製のコンデジです。フォベオンセンサーの画は良い悪いは別にして個性的なものであることは間違いないです。
とにかく、はまった時はすばらしい画を見せてくれるけど合わない被写体ではお話にならない画になるという博打的要素の高いカメラです。なので、他に押さえとなるメインのカメラがあってそのサブとして良い画が撮れればめっけものという使い方なら良いですが、これ一台でというには35mm換算28mmの広角単焦点レンズという事もあってなかなかお勧めし辛いカメラです。一応、SIGMAもマイクロフォーサーズ賛同メーカという事もあり、マイクロフォーサーズの撮像素子にと期待される方も時々見受けられますが、動作原理の素性も良いとは思えないので今後の改善の期待もあまり持てないということを考えてもあまりお勧めはできないと思います。
以上、私の撮影機材のご紹介でした。
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